「販売管理V8」の売上処理では、次のような特長を持っている
徹底的にこだわった売上処理
未入力や月末日付、閏年のチェックを行っている。
得意先マスターに登録されている「青木商事」
を売上入力の得意先名指定で指定する場合に
「あ」と指定すれば、パネルには「あ」で始まる得意先名群が表示される。
また、「あお」「あおきしょ」と指定することで、パネル内にはより絞り込まれたデータが表示さ
れる。得意先の件数が数百以上となるのであれば、この「ふりがな」指定が効果的である。
得意先コードがあらかじめわかっている場合には、従来通り得意先コードによって得意先名
を指定することも可能である。 このとき、得意先コードの入力は全角のままで行っても自動的
に半角数値に修正される。
o「青木」を指定するために「あ」と入力する
○パネルで「あ」ではじまる得意先群が表示された
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商品名の指定では、分類コードを指定して該当する商品群をパネルに表示する方式と、
一般的な商品コードによるダイレクトな商品指定が可能である。
扱う商品点数が多い場合は、商品コードによる商品名指定が困難となる場合があるが、
このようなときは分類コードによる絞り込みが威力を発揮する。
〜
分類コードを指定する
売上を行っている最中に、該当する得意先の売上履歴を参照したいことがある。たとえ
ば、ある商品を複数の得意先に売り上げするときなどに、得意先ごとに売上単価が微妙に
違っている場合などである。
特定の得意先に特定の商品を売り上げる場合においても、売り上げする数量によって販
売単価が変化することがあるが、そういうケースでこの機能はうってつけである。いつで
も簡単に売上台帳が参照できるということは、売上入力作業にとっては非常に重要なこと
であろう。
売上台帳参照で表示された売上明細は、売上入力画面にワンタッチで複写可能となって
いるので、入力の省力化にも大いに貢献するだろう。
O売上履歴参照の概念図
●売上入力画面
●売上台帳参照画面
参考したい任意の行にカーソルを合わせ、「エンタ」を押す
参照したデータが売上画面に複写される
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たとえば、ある商品を特定の得意先に「得意先固有の販売単価」で販売したとする。こ
の得意先に対して再度売上入力を実行すると、前回に指定された販売単価が自動的に表示
される。
過去の売上単価を売上入力時に表示するには、「売上台帳参照機能」を活用することでも
可能となるが、最新の売上単価を常に引用したいのであれば、この「得意先単価管理機能」
を活月jするとよい。
得意先ごとの商品単価を管理するために、「販売管理」では次図のような「得意先ごと
の商品単価表」を自動的に管理する。売上入力でこの表を参照する際に、該当するデータ
が存在しなければ商品マスターの販売単価が参照される。この表は日次更新作業を行うた
びに自動的にメンテナンスすることも可能である。また「得意先ごとの商品単価表」はい
つでも修正が可能となっている。
O得意先ごとの商品単価を管理する表
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環境設定機能を充実させ、さまざまなユーザーの業務形態に適合させることを可能とし
た。すでに紹介した「得意先単価管理」などは環境設定で指定する。
消費税に対しても、税率を随時変更可能とした。
また、売上入力や仕入入力の商品名指定の際に、分類コード指定による絞り込み商品名
指定を行うか、商品コードによるダイレクト指定を行うかも、この環境設定で指定する。
O環境設宕画面
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